SATシリーズの高圧電源と除電電極の配線例と注意事項


SATシリーズの高圧電源と交流高圧印加式除電電極の配線例

ここではSSD製品のなかで、SATシリーズの高圧電源と交流高圧印加式除電電極(バー型、エア型)の配線例について説明します。
高圧電源は最大負荷電流が機種によって決まっており、それを超えて負荷をつなぐことができません。除電電極は本体長さとケーブル長さによっておのおの通常に流れる負荷電流が異なります。そのため組み合わせた場合に接続する高圧電源の最大負荷電流を超えないように選定しなければなりません。弊社では電極の選定時には負荷電流を「電極長さ」「ケーブル長さ」に読み替えて、下記計算式【重要な計算式】をもとにしていただくことをお勧めしています。この時分岐ボックスはケーブル長さ1mに、AP-5、AG-5、FAPS-GPの電極長さは0.5mで換算してください。

重要な計算式

高圧電源と高圧印加式除電電極の配線時の注意

交流高圧印加式除電電極は必ず高圧電源と接続して使用します。複数の電極を使用するときは、分岐ボックスを使用して高圧電源に接続します。「重要な計算式」で高圧電源の最大接続可能長さを超えないように確認してください。高圧印加式除電電極は高圧機器です。配線時には下記注意事項を守って正しくご使用ください。詳しくは取り扱い説明書を御確認ください。

電極長さと配線長さの合計「重要な計算式」を超えないように選定してください。
電極コネクタの差し込みコネクタを奥まで差し込み、ネジリングでしっかりと締めること。
高圧ケーブル結束バンド等で強く縛ったり引っ張るなどの強い力が
かかる事は避け、曲げRは60以上とすること。
電極とアース体の接近電極毎に設置可能最短距離があります。詳しくは取り説を御確認ください。
電極と除電対象物の距離電極毎に設置可能距離があります。詳しくは取り説を御確認ください。
除電対象物とアース体との関係除電対象物近傍にアース体があると除電効果が無い場合があります。詳しくは取り説を御確認ください。
清掃、メンテナンス除電電極は高圧機器であり、定期的な清掃が必要です、詳しくは取扱説明書を御確認ください。
未使用のSATメスコネクタ分岐ボックスなどで電極が不要になった場合などに余ったSATメスコネクタには、必ずSAT用ブッシュ(オプション)を差し込むこと。

高圧電源と除電電極の配線例と計算例

SATシリーズ除電装置接続例

【電極のべ長さ】=0.5m、【ケーブルのべ長さ】=2m 合計2.5m<8m


SATシリーズ除電装置接続例

【電極のべ長さ】=0.5m+1m=1.5m<10m
【ケーブルのべ長さ】=5m+2m=7m<12m
合計長さが8.5mあるため、SAT-11は使用できません。


SATシリーズ除電装置接続例

【電極のべ長さ】=0.5m+0.5m=1m、【ケーブルのべ長さ】=2m+2m+2m+1m=7m
 合計8m≤8m


SATシリーズ除電装置接続例

【電極のべ長さ】=0.5m+0.5m+0.5m=1.5m<10m
【ケーブルのべ長さ】=2m+1m+2m+2m+1m=8m<12m
合計長さが9.5mあるため、SAT-11は使用できません。


SATシリーズ除電装置接続例

【電極のべ長さ】=0.5m+0.5m+1m+0.5m=2.5m<10m
【ケーブルのべ長さ】=1m+1m+2m+1m+2m+1m+1m+1m+1m+1m=12m≤12m
合計長さが14.5mあるため、SAT-11は使用できません。